「誰を呼ぶか」より「誰が聞くか」に価値を転嫁できるか~「大物ゲスト依存」のメディアの危うさ

先日登壇した講演の内容と、Podcast講座で学んだことがすごくリンクしたので、ここに消化いたします。
まむし 2025.07.28
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先週の土曜日、昨年に続き『宣伝会議』さんの「編集ライター養成講座」の初回講義でお話させていただきました。テーマは「これからの編集者・ライターに求められること」などなど。最近のウェブメディア業界のトレンドや需要、AIとの付き合い方などについて、ライター研究所の江郷さんとさまざまな論点でお話をさせていただきました。

論点はいろいろあったのですが、講義の中で個人的に強調したかったのは「線での発信が大切になってきている」という点でした。ライター(編集者)として仕事をしていて、単発(=点)のコンテンツの質が高いことが求められるのはもちろんなのですが、最近&今後はもっと、ライターや編集者個人が「どんな発信を続けて、線としての発信を強化していけるか」が求められるようになるよなぁと。

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  • ■「大物ゲスト依存主義」「素材依存主義」での差別化が難しく
  • ■「誰を呼ぶか」より「誰が聞くか」

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