9万人以上…?爆増したウェブライターに横たわる4つの壁

あけましておめでとうございます!新年一発目から、重ためのインタビューをお届けします。
まむし 2025.01.06
読者限定

 日本最大級のライターコミュニティ「Webライターラボ」。月額料金のかかる有料コミュニティでありながら、なんと1500人ほどのライターが参加していらっしゃるそうで、イベントを開けばXのトレンドに「Webライターラボ」が急上昇ワードとして上がることもあるほど。

 今年1発目のニュースレターとなる今回は、このコミュニティの代表の中村昌弘さんが出版予定というので、便乗してインタビューしてみました。現代のライターのキャリア形成に横たわる難しさや、あまたのライターのキャリアを見届けてきた中村さんならではのお考えなどなど伺いました。

ライターたちの「生きた事例」

まむし)中村さん!いつもXでウザがらみしてすみません。お世話になっております。本日はよろしくお願いします。

中村さん)よろしくお願いします。

ま)今度本を出されるんですよね?最初にちょっとその内容や動機について軽く教えてください。

中)今回出版する書籍は、13人のライターのこれまでの実体験をまとめたものになっています。ライターを始めた経緯や、ライターになった苦労などをそれぞれに語ってもらい、僕がコメントするようなスタイルですね。

ま)書籍に出てくる「13人」は、どんな方々なんですか?

中)あえていろんな属性の方にばらけさせました。

性別、年齢、独身・家庭をお持ちの方と、本当にバラバラです。「好き」を仕事にした人もいますし、企業勤めが合わなくてライターに転向したケースもあれば、子育てをしながら頑張っている方まで、ひとりひとりの境遇は様々――ですが、こういう個人的なエピソードって、掘り下げていくと引き込まれるし、固有の話だからこそ普遍的な含蓄があるようにも思っていて。僕自身も話を聞き、自分に重ねていろいろなことを考えさせられました。

ま)確かに、個々人の実体験だからこそ得られる含蓄って、ありますよね。

中)そうそう。Webライターラボでは定期的にセミナーをやったりして、講義形式でノウハウを教えたりもしているんですけど、生きた事例ってそれとはまた違うというか。事前に作りこまれた内容ではなく、生々しい個人のストーリーだからこそ学んだり、共感できることがあると思っているんです。

ま)普通に買います。買おう。

中村 昌弘 | ライター
@freelance_naka
【新刊!予約開始】

『ライターとして生きていく』の予約が開始しました。ご予約いただけると大変うれしいです🙏

▼ご予約はこちらから
x.gd/Ns31D

また、頼みごとばかりで恐縮ですが、 #Webライターラボの本 というハッシュタグをつけて、ご予約報告いただけるとありがたいです🙏…
書くことを仕事にして自分らしく稼ぐ13の方法 ライターとして生きていく 在籍者・卒業生SNS総フォロワー100万人!Webライターラボの初書籍 本書はライターになって「理想の生活」を手に入れた x.gd
2025/01/04 12:02
16Retweet 97Likes

9万人以上?ライター爆増の要因は

ま)今回の書籍では13人のライターの方にインタビューをしたとのことでしたが、中村さんの場合Webライターラボでものすごい数のライターの方の事例をご存じだと思うので今回いろいろ聞いてみたいです。

正確な統計は見つけられなかったので推測も入りますが、ここ数年でライターの人数って、おそらく増えていますよね。Webライターラボに1500人も所属しているのかというのも驚きですし、昨日気になってクラウドワークスで検索をかけたら9万人もヒットして。率直に、なんで今こんな人数になっているんだと思います?

この記事は無料で続きを読めます

続きは、2055文字あります。

すでに登録された方はこちら

読者限定
専門性より、役割性が大事になる時代
誰でも
フルリモート環境で、僕が生産性を高めるためにやっていること
読者限定
「気の合わないクライアントからの撤退」は、責任不足なのか
読者限定
2025年、編集部門のマネジメントのあり方が変わる予感がある
読者限定
台頭する“ネオひとり編プロ”。AI活用の先にある「つらさ」
読者限定
原稿提出「納期ギリギリ」はNG?前倒しのほうが助かる…?締切期待値との...
読者限定
スライドも、図解も、自動化も…AIで「やりたかったけどできなかったこと...
読者限定
「自分のキャリア、このままでいいのか」と思ったときの思考法