2025年、編集部門のマネジメントのあり方が変わる予感がある

業務改善をしていて、ふと自分の中での「マネジメントの在り方」が変わってきているのを感じたので、整理してみたいと思います。
まむし 2025.03.31
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「この業務、人間とAI、どちらに任せるべき」?

先日、もともとある人間の方が(?)担当していた、とある業務の進め方を検討していたときのこと。ふと、「この作業ってAIに任せた方が効率的だったりしないのかな…」と考えてしまい、同時に「そう思ってしまった自分」に罪悪感を覚える場面がありました。その業務に携わるメンバーの経験や専門性、これまでの努力を考えると、単純に効率だけで判断してよいのだろうか。何だか、すごく残酷な思考をしてしまったような気持ちになったのです。

実際のところ、人間が行っている現在の業務の質に、大きな問題があるわけではありません。AIが短時間で一定以上の成果を出せるようになってきたことが、すごすぎるのだと思います。だからと言ってAIのタスクシフトをガンガンに進めていくとチームメンバーの成長機会を奪うことにもなりかねない気もするし、かといってAIの活用を避けては通れない。マネジメントと生成AI推進にまじめに取り組むほど、こういう悩みって、重くのしかかってきそうな気がします。

AIと人材の配置、選択肢は大きく2つ

「AIに取って代わられそうな業務を遂行しているメンバーに、どう向き合うか」。

それを考えるとき、マネジャーとしての対応の方向性は、大きく2つあると考えています。

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  • 「AIと人材の最適な組み合わせを考える」新しいマネジメント
  • 「AI×マネジメント元年」が、もう始まる

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