企画が出せない…!「出がらし状態」の時に考えるべきこと

最初は自由に・無邪気にアイデアが出せていたのに急にそれが難しくなる瞬間。そんな「出がらし状態」について書いてみます※SNSでの共有やメール転送など大歓迎です!!
まむし 2025.05.19
読者限定

コンテンツの企画を出そうにも、アイデアが出せない。スランプとも片づけられるけれど、それまではどうにか「やるべきこと」をリストアップできていたのに、それが難しくなる瞬間があります。ぼくはこの状態を「出がらし状態」と呼んでいます。

■一番だしが出尽くすとき

料理人が最初に引く一番だしは、透き通った琥珀色で力強い旨味を持っています。

企画を発揮するための創造性もこれに似たものがあるなと僕は思っています。新しい環境に入ったとき、多くの人はその時点で持っている経験や知識という「だしがら」から、みずみずしいアイデアという「一番だし」を引き出します。転職してまもない頃、前職での経験や知見を活かしてアイデアを量産できるのは、まさにこの状態。確かな手応えのある「一番だし」の時期です。

しかし、同じ「だしがら」を使い続けていると、次第に出汁の色は薄れ、旨味も減っていきます。たぶん企画も同じで、既存の知識や経験という「だしがら」から、斬新なアイデアが無限に出てくることはほとんどない。加えて、組織への理解が深まるほど「この企画は通らない」「この施策は刺さらない」と、アイデアを出す前から足踏みしてしまうようにもなってしまう。

いいかんじの(?)「出がらし状態」です。

■「だしがら」にも活用の道はある

この記事は無料で続きを読めます

続きは、1382文字あります。
  • ■出涸らしになったときこそ、職業人としての次の仕事が始まっている…のかも

すでに登録された方はこちら

読者限定
ブレスト会議の質を高めるためにだいじなこと
読者限定
SNSで友だちを増やした僕の「6つのステップ」
読者限定
ハードルの高い仕事ほど「中ボスをつくるといい」
読者限定
企業のメディア発信、「忘れちゃダメな大前提」と「8の字モデル」の話
読者限定
「みんな正解時代」のメディア論
読者限定
もしライター1年目に戻るなら「まず最初に」やること
誰でも
優秀な人が「見えないところで何やってるか」気になる時代
読者限定
ライター募集で「年齢制限」…「遅咲き」キャリアの咲かせ方は